丹波土 焼締ぐい呑み A-9
説明
哲学と窯について
京都府笠取町の山中に、初田幸隆の穴窯が眠っています。年に数回、この窯は目覚め、送風による高密度高温焼成によって1,300Cを超える薪の炎に包まれます。この器には人工の釉薬は一切使われていません。薪の灰が赤く燃える土肌の上へと静かに降り積もり、高温でガラス質に溶けて自然釉(shizen-yu)となる--それが、土と炎と時間だけが生み出せる景色です。轆轤で成形された後、窯の意志に委ねられたこの器は、二度と同じものが生まれない一点物です。そして、お酒を注ぐたびに、液体が土にしみ込んでゆく。時とともに色が深まり、質感が変わり、あなただけの器へと育っていきます。
この作品について
丹波の土は、実に渋く、骨太な個性を持っています。降りかかった薪の灰が独特の景色を描き出し、素朴でありながら力強い表情を生み出しました。熱燗にも、冷酒にも、どちらにもよく合います。使うほどに、この器はしっとりと育ち、あなたの手に馴染んでいくことでしょう。
仕様
| サイズ | 53 x 53 x 50 mm |
| 重量 | 80 g |
| 素材 | 陶器(丹波土) |
| 作家 | 初田幸隆 |
| 発送 | 京都・日本 |
■高温焼成作品についてのご注意
この作品は1,300℃以上の穴窯で焼成されています。穴窯では、降り積もった灰が溶けてビードロ状になり、表面に焦げや赤みがかった景色が現れます。これらの色の変化こそ、穴窯薪焼きの醍醐味です。
この作品はふるいにかけていない粗い土から作られているため、粒子の大きさが均一でなく小石が多く含まれており、水漏れが生じることがあります。そのため、花器は焼成後に防水処理を施した上で約1週間水を張り、茶碗・ぐい呑・徳利は一昼夜水に浸して水漏れのないことを確認しています。ただし、使用中に再び水漏れが生じる可能性があります。水漏れしている箇所が特定できるようでしたら、瞬間接着剤を針の先につけピンポイントで隙間を埋めることで水が止まります。お茶碗の場合は、使っていくうちに抹茶が隙間を埋めるなどし、改善が見られる場合がありますので、気長にお付き合いいただくのが良いかと存じます。
発送について
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